みなさんカップ麺の赤いきつねと緑のたぬきだったらどっちのほうが好きですか?(・∀・)
ちなみに僕は緑のたぬきのほうが好きです。
緑のたぬきのかき揚げがおツユを吸ってぶくーーーーーっとなってるのが好きです。あのぶくーーーっとなってるのをむはむはしながら交互にそばをすすってる時に「たまんねぇなあーーーー!」となります。
って今回はカップ麺について語りたいワケじゃない(;’∀’)ノ―!ノー!NOニューヨーク(BOΦWY)
なぜ冒頭から赤いきつねと緑のたぬきの話をしたかというと人ってそのコミュニケーション特性や性格的傾向からザックリと大きく2つに分けてきつねタイプとたぬきタイプに分けられるからです。
このきつねタイプとたぬきタイプってなんなの?ということをザックリ説明していきます。まず
きつねタイプとは?
きつねタイプはコミュニケーション的にはアタッカータイプです。自分から会話を切り出していきがちで、理論整然と話すことが得意、気が付いたら自然と会話を仕切っているようなことがよくあります。
芸能人で言うところのきつねタイプの代表格が明石家さんまさんとかフットボールアワーの後藤さんですね。
お笑いで言うところのツッコミタイプ。コミュニケーションにおける表面的な流れを取り仕切ってコントロールする側のヒト。
それに対してたぬきタイプはどんな感じかというと
たぬきタイプとは?
たぬきタイプはコミュニケーション的に受け身タイプです。自分から進んで会話を切り出していくより、話を聞く側に周りがち、自分から理論整然、的確に話を展開していくことが苦手。
どちらかというとのんびり屋でぼーーっとしがち。自分のペースでモノゴトを進めていくのが好きなタイプ。仲間内で集まっている時にいると特に会話量が多いわけではないけど、いてくれるとなんとなくその場が和むのでみんなから重宝されるタイプ。芸能人でいうとダチョウ倶楽部の上島竜平さんとか菊池桃子さんみたいなタイプです。
お笑いで言うところのボケタイプ。コミュニケーションにおいて相手の話を聞く側にまわりガチ、相手の作ったノリに巻き込まれガチ、ついつい相手からいじられガチ。
………とこんな感じでざっくりきつねタイプ・たぬきタイプの説明をしてみました。
ここからはこういう特徴に多数思い当たる人は〇〇タイプなのでは、という特徴を挙げていきます。
きつねタイプの特徴
・キホン人の話を聞くより自分が話すほうが好き・自分から我先にと話を切り出しがち ・いつのまにか自分が会話を仕切りガチ・声が強いし行動がテキパキしてるので人と一緒にいると頼りにされがち・団体行動している時、気が付いたら先頭のほうにいがち・人をイジる側にまわりがち
・話すのがゆっくりなヒトに対して話を急かしガチ ・ヒトの話を聞いている時は先に話のオチを求めがちなのに自分で話している時は話の流れをしっかり聞いてくれることを求めがち・団体球技をやっていると自分がボールをキープしがち・自分から人に指図することが多く、指図した通りに相手がやってくれないとプンプンしがち
・話している時にヒトがかんだり言い間違えするとすぐにイジりがち ・せっかちでてきぱきモノゴトをこなすほう・ムードメーカーだったりその場の中心人物になっていることが多い ・基本的に自分が主役を張りたいタイプ
たぬきタイプの特徴
・自分から真っ先に会話を切り出すより話を聞く側にまわりがち ・自分から会話のネタを提供したり、会話を展開させていくより人の話を聞いているほうが好きというか気楽・マイペースで人から急かされるのが苦手・人をイジるより自分がいじられる側に回りがち
・グループで会話している時、深く頷いていたりしてちゃんと話を聞いていそうなわりには、急に話を振られるとアタフタしがち・人からよく指図をされがちでその場ではちゃんと従うんだけど途中から自己流のやり方でやったりして結果、怒られがち
・一緒にいると落ち着く・安心感があると言われたりする・世間話より深い話をじっくりするような会話のほうが好き・団体行動をしてる時は気が付いたら後ろの方にいがち・グループのリーダーみたいなみんなを引っ張っていったり仕切っていったりする役回りが苦手
・座り心地のいいソファに座ったりするとそこから動かなくなくなりがち、またいったんすわるとサッと立ち上がることができず「よっこらせ」となりがち
こんな感じの特徴がみられます。
ここまでを読んでワタシきつねのほうの特徴けっこう思い当たる~ワタシってきつねかな~なんて思いながら読んでもらえたかなと思います。
特徴を挙げておいてなんですがきつねもしくはたぬきの特徴にバリバリに当て嵌まりまくる典型的なきつねもしくはたぬきタイプの人って割合的にはそんなには多くなかったりします。
ほとんどの人はベースはきつねもしくはたぬきであるけど、部分的に片方の特徴を併せ持っている混合型の人がほとんどです。
例えばベースはたぬきだけど気が付いたら人をイジる側にまわりがちなトコロはきつねかなみたいな感じで。僕の感触だと日本人で一番多いのがベースがたぬきだけどテレビや社会の競争原理に影響されてトコロドコロできつねってるヒトかなと思います。
ちなみにこれを書いている僕はたぬきタイプです。のんびり屋で人から急かされるのが大の苦手。気が付いたら自分の世界に入り込んでぼーーっとしていることが多いですね。人と話していても自分からどんどん話を切り出していくのが苦手なので、基本人と話している時は相手の話を聞きつつ、相手の話を拡げたり、掘り下げていくような会話のほうが楽だし好きです。
きつねとたぬきだときつねのほうがコミュニケーションにおいて主導権を握りがちだし、会話量も多く実質的に会話や場の流れをコントロールしがちなので実社会ではきつねのほうが「デキるタイプ」に見られがちなのです。
きつねタイプとたぬきタイプ~仕事や勉強において~
たぬきはそんなきつねに対して劣等感を感じがちだったりします。同じ組織の中ではきつねのほうが仕事の段取りを取り仕切りがちなうえに声が強かったりするのでたぬきは、そんなきつねに対して申し訳なさややるせなさを感じてしまったり、きつねをサポートする立場にまわりがちだったりします。
仕事や勉強においてはきつねタイプは競争が好きで常に自分に対して「今よりもっと」を課しがちです。自分が常に周りの自分より一歩先に行こうと思っているからこそ、周りも自分を追い越そうとしているんじゃないかという目線で見てしまい、うかうかしていられなかったりします。お金等の「数字」を扱うことに長けていてどちらかというと現実主義です。
たぬきタイプは仕事や勉強においては「やらなきゃ」とか「がんばらないと」と気持ちを急き立てられることはあってもそもそも競争だったり人と比べられること自体があまり好きでなかったりします。
どちらかというと「数字」を取り扱うことが苦手で、お金に関しては無頓着か、もしくは夢見がちな感じになりがちです。1位よりオンリーワンを目指しがち。仕事の出来るできないより人間性の部分で自分を評価してくれることを望みがちです。
ちなみにきつねとたぬきでは同性間だときつねはたぬきを出し抜きがちになるとともにココロの奥では「のほほ~~んとしてやがって」的なウラミを無意識に抱きがち。なぜならきつねタイプは「昨日の自分より今日の自分」「さらにもっと上へ」「努力してなんぼ、勝ち抜いてなんぼ」って感じで上昇志向が強いからこそ逆にゆる~~~っとリラックスすることが苦手だったり罪悪感を抱いてしまいがちだからなのです。
ウサギと亀の話じゃないけど自分が絶対的によゆーーーしゃくしゃくで「オイラのことを追い抜けるものなら追い抜いてみな」ってくらい差をつけていないと安心してゆっくり時間をとってがんばった自分を労ってあげることがしづらかったりします。
たぬきサイドの視点からすると同性間の関係性の場合では、きつねはマイペースな自分とは違ってテキパキこなして統率力もあり解決思考でもあるので頼りになるとともに、
「一緒にいると自分が足を引っ張ったり迷惑をかけているのでは」と後ろめたい気分になったり、“そのテキパキとモノゴトを解決していっちゃいます感”をうらやみがちです。
こう書くときつねとたぬきだときつねのほうが実務的な面で優っているように思えますよね。上昇志向が強くテキパキとモノゴトをこなしていくキツネ。数字を扱うことにも強く、数字を扱うのが得意ゆえに仕事等では自分の売り上げ目標を立てそこに至るまでをスケジューリングしたうえで可視化しプレゼンすることも得意だったりします。
なので一般的な企業の中ではきつねタイプの人のほうが「デキル人」「頼れる人」と上司や周りの人達からも信頼されやすかったりします。
ではたぬきタイプの人はきつねタイプよりどんなトコロが優っている傾向があるかというと…
それは次回②でお話しします。皆さんぜひお付き合いください(・∀・)