の相談に応えてみました。
今回のご相談は自分から人と仲良くなりたくて接近していくのだけれども、実際距離が近くなるとなぜだか不安になって自分から離れてしまうというツンデレならぬデレツンをこじらせた方からのご相談です。
学生時代は友達に囲まれていながらも常に孤独を感じていていまだに学園祭を一人で回る夢を見てしまうそうです。
周りに人がいても孤独を感じるってなんだか浜崎あゆみの歌詞みたいですね。
ちなみに僕はテンガロンハットを被ってた頃のアユが好きです←ドウデモイイ
以下相談者様からの相談文
人との距離感が難しいです。
相談者 野良猫ハンター様
人との距離感が難しいです。
近づき過ぎたと思って心配になり、急に遠ざかったりしてしまいます。
元々なれなれしい性格というか、仲良くなりたくて積極的に近づくのですが、
途中で、「あれ?もしかしたら嫌がってる?」とか、「余計なことを言ってしまったかな?」や「誘いすぎた?」など凄く不安になって、急に冷たくしたり連絡を途絶えさせたりしてしまいます。
相手からしたらこんなジェットコースターみたいなことをされて意味不明だと思います…。
多分ですが、嫌われたくないという気持ちがあって、
嫌われるくらいなら先に離れたほうがマシだと思った上での行動だと思います。
私は今までの人生で、親友や長い付き合いの同性の友達がいません。
学生時代にいじめられた経験は全く無いのですが、確かクラスメイトとの付き合いは表面上のもので、
本心では仲間外れや一人にならないように必死で、大変だった思い出があります。
そのため学生時代は全然良い印象が無く、今だに「学園祭を一緒に周る友達がいなくて一人になる夢」をみます…。
実際にはそんなことはなかったのですが…。
社会人になってからは、仕事上での付き合いはうまくできていますが、
ちょっと仲良くなってくると、途端に不安になり、適切な距離感が分からなくなります。
コロナ渦で人と対面で会う機会がほぼ無くなり、正直とても生活しやすいと思ってしまいます。
こんな私は、どうしたらうまく人間関係を作れますでしょうか。
親しい人を作らなければ問題は起きないのですが、自分の中には人と親しくしたいという欲があるみたいです。。
以下美片からの回答文
野良猫ハンター(以下ハンター)さんこの度は勇気を出してのココロノマルシェへのご相談ありがとうございます。新宿系カウンセラー“美片 たかひろ”が回答させていただきます。
もしかして以前ご指名いただいた野良猫ハンターさんでしょうか?だとしたらその節はどうもありがとうございました(*‘ω‘ *)
ハンターさんからの相談文をザッと読ませていただいてとりあえずザックリ答えさせていただくと、
ハンターさんはツンデレならぬデレツンですね(‘ω’)
先にデレておいて後からツンと去ってしまう。たしかに周りのひとたちからしたらファッ(;・∀・)となってしまうかもしれない。
でもそれを直す必要は無いし問題はそこでは無いと僕は思う。
問題はそのことをオープンにして人と付き合えないことなんじゃないかなぁと思います。
と、ゆーーーわけでここから相談文を読ませていただいて特に気になった箇所についてお話ししていきます。
〉元々なれなれしい性格というか、仲良くなりたくて積極的に近づくのですが、
途中で、「あれ?もしかしたら嫌がってる?」とか、「余計なことを言ってしまったかな?」や「誘いすぎた?」など凄く不安になって、急に冷たくしたり連絡を途絶えさせたりしてしまいます。
相手からしたらこんなジェットコースターみたいなことをされて意味不明だと思います…。
▶ご自身でもわかってらっしゃるとおり心の防御反応的なモノが働いてしまうのでしょうネ。多分ハンターさん自身いきなり他人から急になれなれしくされたり内面に入り込まれることが苦手なんじゃないかな、と思いました。
文章を読ませていただいてハンターさん自身、繊細で感受性が強い方のように感じました。だからこそハンターさん自身、まだ馴染んでない人から急にぐいぐい来られると強引に自分の中身を覗き込まれるような感じがして心が及び腰になってしまうのかもしれない。
そんなハンターさんだからこそ周りの人に対して自分を投影(心理学用語で言うトコロの自分の色メガネで自分がこうなんだから相手もきっとこうという目で見てしまうこと)して相手はひょっとして嫌がっているのでは、と先回りして考えてしまうのではないかな、と思いました。
だから嫌われる前に、相手から拒絶される前に身を引いてしまう。
ハンターさんはツンデレならぬデレツンですね(‘ω’)
先にデレておいて後からツンと去ってしまう。たしかに周りのひとたちからしたらファッ(;・∀・)となってしまうかもしれない。
でもそれを直す必要は無いし問題はそこでは無いと僕は思う。
問題はそのことをオープンにして人と付き合えないことなんじゃないかなぁと思います。
ハンターさんは繊細で感受性豊か、不思議な雰囲気で愛らしいキャラクターなのだと思います。
だからもっとキャラクター全開でいい( ̄д ̄)
「あれ?もしかしたら嫌がってる?」とか、「余計なことを言ってしまったかな?」や「誘いすぎた?」とか思ってしまう自分のことをひょっとしたらアタシキモイ?とか思ってるんじゃなかろうか。
そう思ったらその場ででも、LINEででもしつこいくらいに言葉に出して伝えればいい。
例えば「あれ?もしかしたら嫌がってる?」と思ったらその場で「あれ?もしかしたら嫌がってる?」と相手に確認すればよいと思います。そしてまた相手が嫌がってるか気になったら何度も何度も確認すればよろしい。
「あれ?もしかしたら嫌がってる?また聞いちゃってごめん、○○さんと仲良くしていたいから気になりまくりんぐで」みたいな感じで。こんなことを何度も聞いたらうっとおしいのを通り越してそういう芸風で可愛がられると思います。
「誘いすぎた?」と思ったら例えばLINEで「○○さんに会いたすぎるから返事が来なくても3時間に1回はお誘いLINE送っちゃうかも!先に謝っとくゴメン!」と伝えておけばよろし。
アレ?こんなアタシきもいかな?ヤバイかな?とか頭の中でいくら考えても答えは出てこないのです。だとしたらソレを面白おかしく全開にしたほうがハンターさんも楽だしきっと周りからも愛されるのです(*‘ω‘ *)
〉私は今までの人生で、親友や長い付き合いの同性の友達がいません。
学生時代にいじめられた経験は全く無いのですが、確かクラスメイトとの付き合いは表面上のもので、
本心では仲間外れや一人にならないように必死で、大変だった思い出があります。
そのため学生時代は全然良い印象が無く、今だに「学園祭を一緒に周る友達がいなくて一人になる夢」をみます…。
実際にはそんなことはなかったのですが…。
▶ちなみに僕も友達がいません。心を閉ざした生活を長く送ってたんで学生時代に友達を作れなかったんです。
ま、僕のことはいいとして
ハンターさんの場合学生時代常に周りに友人はいた。しかし周りに友達と呼べる人はいてもコミュニケーションは表面的でどこか上滑りするようなものを感じていた。深いところで共鳴出来たり共有出来たりする友達はいなかったのかな、という印象を受けました。
なぜ周りに友達がいても学生時代に物寂しさを感じてしまうかというとそれは感情をシェア出来る相手がいなかったからカナと思います。
それが端的に現れているのが学園祭の夢のエピソードですね。たぶん実際の高校時代の学園祭の時も一緒に回る友達はいても浜崎あゆみの歌詞のように心では孤独を感じていたんじゃないかと思います。
学園祭っていったら本来ワクワクするしドキドキするしめいっぱい楽しんじゃおうぜ!って気分になるものだと思います。そんなワクワク感ドキドキ感を誰かと一緒に共有したかったんじゃないかな。
たぶん心の奥底でドキドキ、ワクワクを感じながらもソレを出したら周りからどう思われるか怖くて出し方がわからなかったのかもしれない。
さらに言えば日常生活で本音で人と話した記憶が出てこないかもしれない。自分の素直な感情の出し方をいつのまにか忘れてしまったのかもしれない。
逆に言えば普段感情ダダ漏れで生きてたら同じ匂いのオモロイヤツラが寄ってくるものなんです(‘ω’)
そして日常でも自分の本音を喋れたり感情を表現する術を覚えておいけば学生時代の寂しい夢に囚われなくなると思います。
とはいえ、いままでしてこなかったことだからどう挑戦していいか戸惑うと思います。
自分を全開にすればするほどどうせ似た匂いのするヤツラに愛されるだけなのだけど。ハンターさんは繊細で感受性豊かな可愛らしい世界観をお持ちの方なので。
自分の感情を表現するトレーニングとして読書会に参加してみてはいかがだろうと思います。今だとオンライン開催しているしどこも相手の意見を否定してはいけないというルールがあるので。
いきなり参加するのが怖かったら自分の好きな本を読んだり情緒溢れる邦画なんかを観て自分なりに感想をノートにまとめるトコロから始めてみてはと思います。
ハンターさんが自身の豊かな才能を発揮して周りから愛されてしまうのを心から願っております。もし道に迷いましたらカウンセラーに相談することもご検討くださいまし。